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2014/08/22「親に地代を払うの?」

Q この度、父親の土地に自宅を建て、妻と子供の3人で住むことになりました。
  父親からは「ちゃんと地代を払えよ。」と言われています。もちろん、
  世帯を持って収入もありますので、そのつもりですが、この場合の税金
  関係はどうなるのでしょうか?


A 結婚して子供もできて、しっかり働いているので、地代を払うのは大変
  良いように思われますが、これには落とし穴があります。

  税法は、第三者に対しても同じような行為をするか、ということを考え、
  それからはずれていると、特別に贈与をした、という認定をすることが
  あります。

  今回の場合ですと、空いている土地があるからと言って、他人に建物を
  建てさせ、地代だけもらえばいいよ、というようにするでしょうか?

  通常は、しないですよね?

  特に首都圏など土地が高いところでは、土地の利用価値が高いわけです
  から、建物を建てさせるのであれば、借地権の権利金をもらうはずです。

  首都圏の住宅地では、借地権割合は、土地全体の60%や70%になってい
  るところが多いです。

  したがって、借地権の設定には地価の60%や70%の権利金の授受をする
  わけです。借地権部分の譲渡、のようなものです。

  
  そこで、子供だからといって、借地権の権利金は免除し、世間相場の
  地代だけもらう、というのでは、借地権の権利金相当額を贈与した、と
  見られてしまうのです。

  でも、そんな高い権利金は払えない、父親の方もそんなものはいらない
  よ、なったら、どうしたらいい良いのでしょうか?

  簡単なことです。地代を払わなければいいのです。
  
  地代を払わない=地代がゼロ、ということは、これは賃貸借契約ではない
  ということになります。

  賃貸借契約ではないのだから、借地権の設定はしていない、すなわち、
  借地権の権利金は発生しない、ということです。

  だから贈与の問題もなくなります。

  これを使用貸借といいます。いわばタダで使わせてもらう、ということ
  ですね。土地の固定資産税程度を子が負担しても、これは使用貸借の範囲
  内、ということになります。


  一人前に世帯を持った、だから、しっかり地代を払おうとすると、贈与税
  がかかって、タダで土地を借りていると、税法上問題はない...

  何かおかしな気はしますね。でも、税法とはそういうものなのです。


  ただし、父親の相続があった時には、違いが出てきます。

  土地を賃貸借契約にして、権利金をしっかり払っていると、子に借地権が
  ありますので、土地を相続する際には、底地評価だけになります。

  それに対し、使用貸借でタダで土地を使っていた場合は、相続時には土地
  全体を100%評価で相続をすることになります。

  相続税が違ってくるわけですね。

  親の土地に家を建てるなどは、よくあることかと思いますが、ちょっと
  注意をしておかなければいけないですね。


  なお、賃貸借契約で親に地代を支払った場合は、親の方は不動産所得の
  収入になりますので、所得税の確定申告をする必要があります。

  また、権利金をもらった場合は、これも不動産所得または譲渡所得となり、
  確定申告が必要になります。

                            《担当:北岡》



※本文で紹介させて頂いた内容は概略となります。
 詳細につきましては税務署または税理士等の専門家にご確認下さい。

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