2008/07/25「路線価」
Q 新聞やニュースで「路線価」という言葉を聞くのですが、路線価の意味を
教えてください。また、どういう時に使うのですか。
A 路線価とは、国税庁が決定した土地の「単価(/m2)」のことをいいます。
市街地・郊外などの道路の一本一本に単価をつけ、「相続税」や「贈与税」
を計算する際、その単価に面積を掛けることにより、土地の評価をします。
●路線価は毎年1月1日を基準として評価します。平成19年までは、毎年8月
に国税庁より発表されていましたが、平成20年は7月1日に発表されました。
今年より、今まで、税務署等に保管されていた路線価の冊子が廃止され、
インターネットのみでの閲覧になったことにより1ヶ月早まったようです。
そのため、今後は税務署等に行っても、冊子はなく、インターネットで見
るようになりました。
ただし、ホームページで閲覧できるのは3年分のみで、それ以前について
は、その土地を管轄する税務署に確認する必要があるようです。
国税庁では、電子申告や電子納税を強化したり、路線価の閲覧をインタネ
ットに一本化するなど、IT化・ペーパーレス化が進んでいますね。
ちなみに、平成21年以降も原則7月1日に公開する方針のようです。
●平成20年の路線価の状況は、標準宅地の全国平均が、前年比10.0%増の
14万3000円と3年連続で上昇しています。
東京圏・大阪圏・名古屋圏の3大都市圏は3年連続で上昇していますが、地
方圏は2年連続で、横ばいまたは下落と二極化傾向にあります。
●最後に、路線価を使用して簡単な土地の評価をしてみたいと思います。
まずは、末尾に記載したホームページにアクセスしていただき、「平成2
0年分」をクリックします。次に、評価したい土地の住所から路線価図を
探します。
その路線価図を見ると、評価したい土地に隣接している道路に「350C」や
「460D」など記載されています。
このアルファベットの前の数字(350や460)が土地の単価(/m2)を表わし、
千円単位で表示されています。また、アルファベットは、その地域におけ
る借地権割合を「A~G」で表します。
その数字に評価する土地の面積を掛けたものが、おおよその評価額となり
ます。
例えば、「350C」と記載された道路に面する土地を「200m2」所有してい
る場合の評価額は
350千円×200m2=70,000千円
となります。
以上のように、路線価を使って土地の評価をしますが、実際に、相続税や
贈与税を申告する場合には、その土地の奥行きや形状等それぞれの土地の
状況を考慮して、もう少し細かい複雑な計算式で計算しますので、その際
は、税務署や専門家にご確認下さい。
参考)路線価がわかる国税庁のホームページ
↓
http://www.rosenka.nta.go.jp/
※本文で紹介させて頂いた内容は概略となります。
詳細につきましては税務署または税理士等の専門家にご確認下さい。
《担当:宮野》
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掲載の内容は、作成日時点の法令等に基づいております。
実際のお取引の際には、改めて該当法令等をご確認下さい。
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