2007/09/03(第200号)「将来発生する負債も載せる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007/09/03(第200号)━━ ■■ ■□ 【実践!社長の財務】 ■□ 財務アプローチで儲かる会社を作る ■□ http://www.tm-tax.com/mm-k.html 購読者数 5,521名 ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おはようございます。 税理士の北岡修一です。 本日でちょうど200号になりました! 毎週1回ですから200週、4年弱ということですね。 我ながら1回も休まずよく続けていると思います。 ただ、毎日書いている方などもいますから、毎週ですから大したこと はないのですが... 過去の内容などを見ると、ずい分変わってきた、という感じもします。 (バックナンバーは、全部まぐまぐサイトにありますので、よろしけれ ば見てください⇒ http://www.mag2.com/m/0000119970.html ) よく読んでみると、同じことを何回も言っているかも知れません。 会計の基本や、私の考えていることは変わらないので、ついダブって しまっているかも知れませんね。 ただ、途中から読み始める方もいるので、何回か同じことを違う表現 で書いてもいいかと思いますが。 読者数は、ここ1年位はほとんど変わらないのでは? 以前は、読者数が増えればいいなと思い、まぐまぐさんに取り上げて もらったり、いろいろやりましたが、最近は、正直読者数にはあまり こだわっていません。 共感してくれる方が、長く読んでくれるのが嬉しいと思います。 それでもし良ければ、友人や会社の方に紹介してくれれば、いいなと そんな程度に思っています。 これからも、財務や経営者の考え方などについて、思ったことを そのまま書いていこうと思っています。 時には脱線していることもあると思いますが(そんな時は読者数が 減るので、わかります)、それも自分であるので、しょうがないと 思います。 是非、今後とも末永くおつきあいいただければ、ありがたいですね。 恐らく意地でも続けていくと思いますので。 ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■□ 将来発生する負債も載せる ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●先週は、負債をすべて載せるということを書きましたが、今あるもの だけでなく、将来に発生する負債も載せていく必要があります。 いわゆる引当金というものですね。 ただ、将来発生する負債をすべて載せることはできないですから、 その内、当期にすでにその原因が発生しているもの、を載せます。 ●たとえば、賞与引当金がそうですね。 賞与は、通常7月、12月などに払われますが、それはどちらかと いうと、労働の後払い的な性格があります。 ある期間の労働や実績に対して、賞与は支払います。 たとえば、12月の賞与は、6月~11月の実績に基づいて支払う などです。 そこで、8月決算の会社であれば、12月に支払う賞与のうち、 6月~8月までは、既に賞与の支払い原因が発生しているわけです から、 その3か月分、すなわち12月賞与の半分の金額を見込んで 賞与引当金として負債を計上するのですね。 もちろん、賞与引当金の繰り入れとして、損益計算書にも反映され ます。当期の費用になるということです。 ●近年の税法改正において、これらの各種引当金については、その費用 計上が、損金として認められなくなってしまいました。 認められるのは、貸倒引当金、返品調整引当金くらいのものです。 上記の賞与引当金や退職給与引当金などは、損金算入が認められなく なってしまいました。 税法で経費にならないなら、わざわざ経費にすることないや、 利益が減ってしまうし... なんてことで、小規模企業ではこれらの引当金を積まない会社が 多くなってしまいました。 ●税金の上では確かにそうですが、「会計を経営に活かす」という 意味では、これではいけませんね。 先週も話したように、負債はすべて計上し、会社の純資産は厳しく 見ておく。本当に儲かる会社、強い会社、伸びる会社を作って いくには、こういうことを厳しくやっておく必要があります。 実態を直視する、ということです。 そのためにも、是非、引当金は計上して欲しいと思います。 賞与引当金は、期間按分すれば大体読めると思いますし、 退職給付引当金も、退職金規定があれば、簡単に計算することが できます。 これらを見て、本当に会社の財務は健全なのか、判断する必要が あります。 将来の負債を計上しないで安心していてはいけません。 ●そして、中小企業にとって一番忘れやすいのは、役員退職慰労引当金 です。すなわち、社長の自分の退職金ですね。 これを計上しているところはなかなかありません。 まずは、規定がないということ(作ればいいのですが)、 まともにやれば金額が多額になること、 あまり、他人に見せたくないこと、 自分が辞めたときは、会社がなくなるだろうと思っていること など、いろいろ理由があるかと思います。 でも、将来もずっと続けていく会社であれば、是非、これも計上して 欲しいと思います。 生命保険などで手当てする場合は、その保険料が引当金見合いになる こともあるかと思います。 いずれにしても、ある時期まできたら是非検討して欲しいことですね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■よろしかったら、このメルマガ、友人、お知り合いの方にご紹介ください。 下記2行コピーしてお使いください。 【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000119970.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■当社&本メルマガのミッション ●『真の会計』を追求することにより、中小企業の成長・発展に貢献する ◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」 ◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」 ◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」 ※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業 が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、 財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。 ※是非、当社のHPもご覧ください。→ http://www.tm-tax.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→ kitaoka@tmcg.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 発行 】東京メトロポリタン税理士法人 http://www.tm-tax.com/ 【 編集 】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp 【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F 【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992 ────────────────────────────────── ※本メルマガの解除は、コチラから ⇒ http://www.tm-tax.com/mm-k.html このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。 ( http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <編集後記> いよいよ子供たちも今日から新学期。 当社も9月から新年度ということで、心機一転また頑張っていき ます!
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