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東京メトロポリタン税理士法人 メールマガジン「実践!社長の財務」 バックナンバー

2007/02/05(第170号)「穴のあくほど、月次決算書を見る」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007/02/05(第170号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】
■□     財務アプローチで儲かる会社を作る
■□     http://www.tm-tax.com/mm-k.htm  購読者数 5,678名
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 おはようございます。
  税理士の北岡修一です。

  諸外国では、法人税の税率引き下げ競争が起こっている感じです。
 先週土曜日、日経新聞の一面に、各国の法人税率下げ加速の記事が
 掲載されていました。見た方も多いと思います。

 それによれば、各国は実効税率を次のように下げていくとのこと。
  ・ドイツ    39% ⇒ 29%に (08年)
  ・フランス   34% ⇒ 20%に (今後5年間)
  ・オランダ   29.6% ⇒ 25.5%に (07年)
  ・スペイン   35% ⇒ 30%に (08年)
  ・シンガポール 20% ⇒ 18%に (2月発表予定)
  ・マレーシア  28% ⇒ 26%に (07年、08年)
  ・・・

 凄いですね! 特にEU各国は、地続きですから、ちょっとでも
 税率の低い国があると、簡単に会社が移ってしまうのですかね?
 まるで、一時期のパソコンの価格競争のようです。

 こうなると39%台の日本とアメリカは異常に税率の高い国に
 なってしまいます。同じ税率だったドイツが10%も下げるのです
 から、「日本もドイツを見習え。」という話も出てきています。

 本年後半の税制改正論議では、確実に法人税率下げのテーマが出て
 きますね。もちろん、ただでは下げられません。消費税率アップとの
 セットになります。
 うかうかしていると、日本の企業も海外脱出を考えていくかも
 知れませんね...
 
  
 ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

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■□  穴のあくほど、月次決算書を見る
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●この4週、「経常利益率10%以上を目指す」経営のためには、

  「売上を最大にして、経費を最小にする」
  「値決めは経営」

 ということが、大事であることを話してきました。
 
 そのための考え方として、今日は、あまり財務らしくない話をしたい
 と思います。(毎回、あまり財務らしくないですが...)


●というのも、まず「経常利益率10%以上を目指す」ということが
 業種によっては、結構常識はずれの数字で、皆さん本当にそう思える
 だろうか? ということです。

 今現在、1~2%の利益率という会社も、結構多いと思います。
 そこにいきなり10%と言われても、恐らく信じられないでしょう。
 当然だと思います。5%位であっても、10%にするのは難しいと
 思ってしまいます。

 10%の根拠なんていうものは、何もありません。
 あえて言えば、「高収益の会社」といえば、せめて2桁台の利益率
 ではないでしょうか? ということくらいです。世間も10%以上
 あげていると、「凄いね。いい会社だね。」と言われる水準だと
 思います。

 ですから、それを目指しましょう、ということに過ぎません。


●ここで、最も大事なのは、「本気で10%を目指そう!」と社長が
 思うことですね。うちのような業界でも必ずできる、と思うことです。

 実際、同業者をくまなく調べてみてください。必ず10%以上の利益
 をあげている会社があるはずです。

 場合によっては、その業種から出発して、同じ業種とは言えない
 ような業態になっているかも知れませんが...


●そして、財務の立場から具体的にやって欲しいことは、毎月の月次
 決算資料を穴のあくほど、見て欲しいのです。

 損益計算書であったり、予算対比であったり、部門別の採算表で
 あったり、B/Sであったり、資金繰り表であったり、
 商品別、店別、地域別、各人別であったり・・・
 
 会社によって様々な月次決算資料があると思います。
 その中から御社にとって、社長にとって、マネージャーにとって
 最も適した資料を、穴のあくほど、見て欲しいのです。

 会計を知っている、知らないなどは、まったく関係ありません。
 真剣に見ていればわかります。語句や計算過程などわからないこ
 とは、聞けばいいだけです。真剣に見る気持ちの方が大事です。


●そうすれば、必ず何か感じるものがあります。
 数字を見ているだけで、現場の様子や問題がわかるようになります。

 どうしたら、もっと資金繰りが楽になるだろう?、この経費は本当に
 必要なのだろうか? この部門の利益率は本当にこれしかないのだろ
 うか?・・・等々さまざまな疑問が湧いてきます。

 それについて、1個ずつ対処していけばいいのです。

 そうすれば、その先に利益率10%というのは必ずあるはずです。


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<編集後記>
 
 2/1弊社賀詞交歓会をやりました。120名もの方に集まっていただき、
 このメルマがを読んでいる出席者の方、本当にありがとうございます。

 最後に約20名のスタッフ紹介をしたのですが、全員をフルネームで
 紹介したことに、お客様は感激してくれました。
 私も嬉しかったです。
 
 でも皆、胸にネームプレート付けていたんですけどね...
 (なくても多分言えたとは思いますが。笑)

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