2006/08/21(第146号)「利益率は、何%が妥当?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/08/21(第146号)━━ ■■ ■□ 【実践!社長の財務】 ■□ 財務アプローチで儲かる会社を作る ■□ http://www.tm-tax.com/mm-k.htm 購読者数 5,629名 ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おはようございます。 税理士の北岡修一です。 各省庁の2007年度税制改正の要望が、いろいろと上がってきてい ます。その中で、経産省からは、相続時精算課税(相続時精算を前提に 2,500万円まで無税で親から子に贈与できる制度)の親の年齢制限である 65歳以上を、撤廃しようという案が出ています。 ただし、無条件に撤廃するのではなく、「事業承継」の場合に限って、 ということです。 端的に言うと、親から子へ株式を贈与する場合などでしょうね。 これはいいですね。子が事業承継することにより、株価が上昇する ことが見込まれるのであれば、早めに子に株式を移してしまう。 そうすれば、その後の株価の上昇については、相続税の負担がなくなる わけですから。是非、実現させて欲しいと思います。 また、議決権のない株式については、相続税評価を20%軽減する、 という改正案も出ています。 今年の会社法改正により、株式会社は様々な種類株を発行することが できるようになりましたが、ではどのように株価を評価するのか、とい うことについては、これからです。 当然、議決権のある株式と、ない株式が同じ評価ではおかしいですね。 その議決権のあるなしで、20%の差をつけよう、ということです。 今後、後継者が持つ株式は議決権があるのは当たり前ですが、それ 以外の株式については、議決権を持たせるかどうか、ということが、 検討事項の1つとなってきますね。 それによって、株価が変わってくるということは、譲渡や贈与、 相続税なども変わってくるのですから... 株式のあり方については、様々な選択肢が出てきそうです。 ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■□ 利益率は、何%が妥当? ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「利益率というのは、何%位が妥当なんでしょうか?」 こういった質問をよく受けることがあります。 でも、こういう質問は本当に困りますね。 正直、そんな普遍的な指標はないと思っています。 利益率は、業種によっても違いますし、同じ業種であっても、その会社、 会社の扱う商品やサービスの内容、地域や競合状態など、そして経営者の 考え方などによっても違ってくるでしょう。 何%が妥当かなんて、正直、言えないのです。 こういう質問をする人は、その数値を聞いて安心したいか(やっぱり他 社も低いのか...)、あまり何も考えないで話しているか、どっちかで すね。(笑) ●どの位の利益率を出すかは、社長が自分で決めるものです。 その際には、業界の常識や、一般常識には捉われる必要はありません。 自分の出したい利益率を掲げればいいのです。 京セラの稲盛氏は、「どんな業種でも経常利益率10%以上を目指せ」 と言っています。 たとえ、平均2%位の儲からない業種だって、10%を目指そうと思え ば、必ずできる。現に、同じ業種の中で必ずそういう会社はあるはずです。 要は、社長がそう思うか、思わないか、の違いだけです。 ●その際のポイントは、業種にこだわらないことです。 業種にこだわっていると、発想が限界にいきづまります。 こだわるのは、「業態」です。 どんな売り方をするか、ある商品を売るが、本当に売るものは何なのか、 何度もリピートしてくれるファンを作る仕掛けとは... 世の中を見回してみると、営業利益率20%以上の会社は、たくさん あります。 そういう会社を見ると、何業なんだろう、ちょっと同業種とは違うな、 という会社が多いです。 たとえば、 ・ベーカリーレストラン サンマルク ・ヤフー ・ユニクロ(ファーストリテイリング) ・マイクロソフト ・・・ 有名な会社ばかりですが、中小企業にだってたくさんあります。 ●営業利益や経常利益を上げるために、財務上必要なのは、 ・高い粗利を取れる商品、付加サービスを持つこと ・固定費を極力少なくすること ですね。 創意工夫次第でいくらでも、高い利益率はたたき出すことが できるでしょう。 その参考になる良い本があります。 「営業利益2割の経営」(本郷孔洋著、日本経営合理化協会) → http://www.jmca.net/book.html ちょっと高い本ですけど、興味ある方は読んでみては? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆新・会社法対応 定款見直し・作成のご相談は、 今すぐこちらから → http://www.tm-tax.com/teikan.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆小さい会社のための経理サービス「クイック経理サービス」のご相談は、 今すぐこちらまで → info@tmcg.co.jp 担当:秋山 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■よろしかったら、このメルマガ、友人、お知り合いの方にご紹介ください。 下記2行コピーしてお使いください。 【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000119970.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→ kitaoka@tmcg.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★メルマガを出されている方、相互紹介しましょう→ kitaoka@tmcg.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 発行 】東京メトロポリタン税理士法人 http://www.tm-tax.com/ 【 編集 】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp 【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F 【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992 ────────────────────────────────── メルマガの解除はコチラ⇒ http://www.tm-tax.com/mm-k.htm このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。 ( http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <編集後記> 駒大苫小牧と早実の決勝戦は、凄かったですね! 私は、用があって最初からは見れず、ちょうど8回から見たんですね。 そしたら、いきなり駒大のホームラン、早実の同点劇... それからが圧巻でしたね。 駒大の田中投手と、早実の斉藤投手の投げ合い、見ごたえがありました。 ピンチになっても動揺しない(そう見える)精神力には、圧倒されるも のがありますね。最後は、両校ともとても点は取れないんじゃないかと 思ったくらいです。 それにしても、特に斉藤投手、また、今日も何連投?もして大丈夫なん だろうか、将来大学生やプロになった時に、肩壊してしまうんじゃない かと、そっちの方が心配になりますが... 1日くらいあけてから再試合、というわけにはいかないんですかね?
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