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2006/07/10(第140号)「公私混同を戒める」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/07/10(第140号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】
■□     財務アプローチで儲かる会社を作る
■□     http://www.tm-tax.com/mm-k.htm  購読者数 5,688名
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 おはようございます。
  税理士の北岡修一です。

 めずらしく冒頭にヘッダー広告を載せましたが、家づくりを考えている方
 には、このセミナーはお奨めです!

 これは、ハウスネットギャラリー(ネクストアイズ株式会社主催)が、
 やっているセミナーですが、実はこの会社、うちのお客様です。
 お客様だから推薦しているだけでなく、ここの代表者 小野さんの
 家づくりにかける情熱がすばらしいからです。

 会社を作ってまだ2年弱ですが、150社にも達する工務店、ハウス
 メーカー、建築家、家づくり関連業者を組織し、その方にあった最適の
 家づくりを支援する会社です。

 どこの系列にも属していませんから、100%家を建てる側に立ってアド
 バイスできるんですね。家づくりを考えている方、必見です!
 → http://www.hng.ne.jp/fear_shinjuku2/index.html
 

 ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

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■□  公私混同を戒める
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●中小企業の経営者にとって、100%公私混同がない、と言い切れる会社
 は、極めて少ないのではないでしょうか?

 小さなことまで入れると、何かしら公私混同が生じてきている...
 というのが、一般的な中小企業の実態です。

 だから、ちょっと位はいいのでは? という話ではありません。


●「会計を良くすると、会社が良くなる!」というミッションを、
 前号、前々号と掲げていますが、

 この”公私混同を戒める”ということが、まずはその第1歩になり
 ます。


 公私混同になってしまう、根本的な理由は、

 『この会社の最終的な責任は、すべて自分がとる。
  いざという時には、私財を投げ売ってでも、会社にお金を入れるの
  だから、この位はいいじゃないか...』

  ということではないでしょうか?


 確かに、中小企業の経営者はそうですね。
 すべての責任は自分にきます。
 そして、その位の覚悟を持っていないといけません。


●でも、最終責任を取ることと、個人的なお金を会社に出させる
 ことは、まったく別の話...

 経営者の都合のいい解釈です。


 自分ひとりでやっている会社で、自分の代で終わり、

 ということであれば、それでもいいのかも知れません。


 でも、ひとたび社員を入れ、夢や目標を語っているのであれば、
 そういう訳にはいきません。

 会社とは、本来「継続企業」です。
 個人は死んでしまえば終わりですが、法人はたとえ経営者が死んだと
 しても、新たな経営者のもとに、継続していくべきものです。


●そのような「継続企業」を作ることが会社の本来の目的ですから、
 自分が出すんだから...というような個人レベルで考えては
 いけないのです。

 継続していくことを、前提に考えないといけないのです。
 たとえ小さな会社であっても...

 そうでないと、社員は本当のやる気が出てこないですね。
 社長の個人会社で終わるというのであれば...


●とは言っても、公私混同の境目というのは本当に難しいものです。

 交際費といっても、遊びの飲食なのか、将来仕事につなげるための
 飲食なのか...
 車もどこまで会社の業務用なのか、個人の生活や 趣味の部分は、
 ガソリン代や修理代はどのように負担するか...

 などなど。

 税務署には、いくらでもうまく説明できるものです。
 その点は税理士さんもうまく言ってくれるでしょう。
 私も、ずい分説明しました。(笑)

 でも、本当は自分はごまかせませんよね。よくわかっていると思い
 ます。


●そこで、公私混同の最も良い判別法をお教えしましょう。
 経営者自ら判定する方法です。

 それは、

  ・社員にきちんと説明できるものか? 納得してもらえるものか?
  ◎将来の経営者に、やってもらいたくないものかどうか?


 決して、税務署ではないのです。
 社員や将来の経営者が、判断基準です。

 
 特に将来の経営者。
 現実的に決まっている人がいても、まったくいなくても、そういう
 人を想定したとき、今の自分と同じことを堂々とやっていもいい、
 というものが、公的なものです。

 これは、もう経営者によって違うでしょうね。

 違っていいと思います。
 所詮、公私混同というのは、主観であり、自分自身の心が決めること
 ですから、経営者によってその範疇は異なるでしょう。

 中小企業、未上場企業の経営はそれでいいのだと思います。
 (上場企業やそれを目指す会社は、他の目<監査人や株主など>が
  判断基準に入ってきます)


●その「自分の心の基準」によって、是非、公私混同を戒めてもらいたい
 と思います。

 この公私混同を戒める、というのは、決して経費を節減しよう、
 という話ではありません。

 経営者にその意識を持ってもらいたい、ということです。

 「意識して、公私混同を戒める。」

 これをやっていくと、経営者の考え方が変わってきます。
 会社の将来を考え、組織や人を育てることを考えるように思考回路
 が変わってきます。

 それが重要なんですね。

 公私混同しているうちは、自分のことしか考えていない、っていう
 ことです。

 経営者が、将来のことや社員の幸せ、会社の継続を考えるように
 なると、本当にいい会社になると思いますよ。

 それが、「会計を良くすると、会社が良くなる!」 ということの
 意味なんですね。


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<編集後記>
 
  公私混同...えらそうなことを言いながら、私も意識していかない
  と、と自分で思います。

  自分の「心の基準」をぶれないように持つことが大事ですね。
  
  そのためには、やはり社員には数字を公開するってことですね。
  これについては来週考えてみます。

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